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2006年7月29日 (土)

「タイタニック号」の不安

 2004年末、当時、発売になったばかりの本『痛快!経済学2』(中谷巌著)を読んだ。「私は2010年ごろが日本経済の大きな歴史的転換点になるだろうと予測しています」という著者は、日本経済が抱えている問題として3つを挙げていた。その1つが財政危機だ。

 日本経済は国と地方の財政で巨大な累積赤字を抱えている。同書は前書きで、「日本経済をタイタニック号にたとえるなら、2010年ごろに氷山に激突(財政的に破綻)する可能性があります。」とし、「どうすれば氷山への激突を回避できるのか?」を、第10章「私たちはタイタニック号のデッキにいる」で述べていた。

 同書を読んだとき、「ああ、日本は財政破綻を避けることができないだろうな。」というのが率直な感想だった。しかし、同時に、なぜ、政治家も、学者・エコノミストも、メディアも、財政危機を重要な問題として取り上げないのか、という疑問も浮かんだ。何らかの方法で財政破綻を避けるためのアクションを起こさなければいけないという気になった。

 それから1年半余りが過ぎた。その間、あれこれ考え付いたことを具体化したいと思い、人に会って働きかけたこともある。だが、いずれもうまくいかなかった。そこで、このブログを始めた。財政の健全化に関心を持つ人が増えてほしいとの願いからだ。

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