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2006年8月 5日 (土)

いい加減な仕事ぶりが目に付く

 皇居三の丸尚蔵館(東京・大手町)で開催中の「若冲」動植綵絵を見に行ってきた。現在、東京国立博物館(東京・上野)で展示されているプライス・コレクション「若冲と江戸絵画展」を先頃、見たあと、伊藤若冲の傑作とされる動植綵絵(30幅)をも見たくなったからだ。といっても、5期に分けて展示しているので、今回は群鶏図、池辺群虫図など6幅だけの公開だった。いずれもすばらしい。

 鑑賞したあと、東京駅前の大きなビルの中の和食レストランに入り、さばの干物を焼いたランチを食べた。外食の際、しばしば経験することだが、魚は焼き過ぎて、身が硬くなっていた。真っ黒に焼け焦げている部分もあった。30年近く前に始めた駅前食堂が発祥だそうだが、お客の身になってサービスするという原点を見失っているのではないか。

 いま、働く人の中に、頭を使わず、型通りにしか仕事しない人が増えている。自分の仕事は、誰のため、何のために行なうのか、どんな責任を負っているのか、などを自ら考えるということをしない。だから、チェック・確認もしない。例えば、名前の転記ミスがそうだ。私の場合、銀行の通帳、病院のカルテ、大学の身分証等々で、名前を誤記された。難しい字じゃないのに。これら社会のゆるみ、たるみは豊かな日本の深刻な病だ。

 埼玉県ふじみ野市の市営プールで小学2年女子が死亡した事件。これも、市、管理会社、下請けがそろいもそろって責任を自覚せず、いい加減な仕事ぶりだったからだ。

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