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2006年9月 7日 (木)

「みんなで明るく挨拶をしよう会」

 「みんなで明るく挨拶をしよう会」の第9回総会が最近開かれた。それって、何?と思うだろう。

 「おはようございます」、「こんにちは」、「今晩は」と、ご近所などでみんなが挨拶をするようになれば、お互い、自然に親しみを感じるようになる。挨拶を通じてコミュニティを活性化することができようし、泥棒よけにもなる。子供が地域の人たちに見守られ、健やかに育つためにも、挨拶は大事だ。

 「挨拶をしよう会」ができたのは10年近く前。学校教育を批判する経済人に対し、当時の文部大臣が「批判ばかりするのではなく、あなたがたも子供のために何かしてくださいよ」と言ったことが契機になって始まった。「たかが挨拶、されど挨拶」である。ろくにコミュニケーションができない若者を念頭に、会員は自分からどんどん挨拶の声をかける運動を始めた。

 野球評論家の豊田泰光さんも会員の一人。何年か前の会で、こんな話をした。「早朝の散歩でいつも出会う人に、にこやかに、大きな声でおはようございますと声をかけ続けた。むずかしい顔をしたその人は、最初は黙ったままだったが、毎日、毎日、おはようございますと挨拶するうちに、徐々に変わり、笑顔で挨拶を返すようになった」と。迫力ある豊田さんから挨拶されたら、返さないわけにいかないーーこれは冗談だが、確かに挨拶はコミュニケーションの第一歩である。

 当初、設立に関わった人から参加を呼びかけられ、私も会員になっている。会合に出席してから、気付いたのは、会社でも、スーと現れ、スーと消える人が結構いるということだった。大人になっても、まともに挨拶できない人が少なくない。「挨拶をしよう会」は大人にも挨拶の意義を知ってもらうという役割を担っている。

 これとは別だが、東京都が「心の東京革命」を推進している。「あいさつ・声かけで子供を守ろう」を重点目標にしているという。そして「大人が変われば子供も変わる‥」として7つの「心の東京ルール」を提案している。その1つが「毎日きちんとあいさつさせよう」だ。ほかのルールは、「他人の子供でも叱ろう」、「子供に手伝いをさせよう」、「ねだる子供にがまんをさせよう」、「子供にその日のことを話させよう」などである。

 世界で一番、挨拶が上手なのはアイルランド人だと、ミズノの水野正人会長が語っていた。形式的な挨拶ではない、心からの挨拶がおくれるようになりたいものだ。

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