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2006年12月15日 (金)

エコプロダクツ展を見る

 東京ビッグサイトで開催中のエコプロダクツ展を初日に見に行った。毎年、見ているが、ことしは出展者がさらに増えている。初日の印象では、入場者も少し多い。学校の生徒たちも来ていたが、サラリーマン風の男性が圧倒的多数。

 会社・業界団体以外の出展者がかなりの数にのぼる。政府、独立行政法人など政府系機関、地方自治体、NGO、大学などだ。NGOは年々増えている。エコプロダクツという言葉の通り、環境に配慮した生産物を製造・販売している組織の出展だけでなく、環境保全に関わる何らかの活動をしている組織の出展が多くなっている。

 会社の展示は、総花的に環境に関わる製品、技術や活動をずらっと見せるタイプが減っている。また、人々の目を引いたり、遊びを取り入れたりするパフォーマンスが一部を除いて少ない。トヨタ自動車の展示が象徴しているように、小間も小さく、展示物も限られた特定のものだけ、という会社が目に付いた。

 環境に関わるビジネス、システム、技術などで目新しいものは過去1年、少なかった。それだけ、環境保全活動が地についたものになったのかもしれないが、展示も目を引くものが少なく、ちょっと物足りない思いがした。

 会場では、アンケート(といっても、展示内容に関するクイズ付き)に答えたら、ちょっとしたプレゼントをくれるという会社などが多い。このため、見て回る先々でアンケートに答えるよう求められる。けっこう、それを断るのがわずらわしい。

 会社について言えることだが、全体に、平板、カネをかけないような展示になっている。工夫もあまりみられない。その分、お祭り的な要素が乏しいので、生徒たちや一般市民には以前よりはつまらなくなっているのではないか。

 毎年、行っていると、かつては常連だった会社が出展していないのに気が付く。経営が悪化して、出展の費用に見合う効果があるか、社内で問われた結果だろうか。一方で、小さな小間で、目に付くようなものもなく、誰も立ち寄らないところが沢山ある。何のため、出展したのか疑いたくもなる。

 多くの展示小間には説明にあたる社員などがいる。訪れる人に積極的に話しかける説明員もいるけれだ、大抵は手持ち無沙汰である。そこで、彼らに展示内容や、会社の活動などについて質問すると、親切に答えてくれる。いくつもの小間でそんなふうに話をしていると、興味深い事実などをいろいろ聞くことができ、とても勉強になった。

 例えば、霞が関で建設中の政府の高層ビルの屋上に、4つの翼が横にクルクル回るタイプの中型風力発電機を5基設置するという。それも時速90kmの風に耐えられるようにチタン製の翼だとのこと。

 16日(土)まで開催されているので、エコプロダクツ展を見に行ける方は是非、どうぞ。

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