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2007年11月21日 (水)

なんでカタカナ表示のお店ばかりなの

 今月上旬にオープンしたD百貨店に初めて入った。「ようこそ、オトナ限定の新天地へ」と銘打っているように、ターゲットを高所得層に絞っているようだ。ここでもらった店内案内を見て気付いたことがある。

 とにかく売り場表示は片仮名の名称が非常に多い。出店企業の名称なのか、ブランドなのか。店内案内で片仮名が際立っているのは4~6階の婦人服売り場である。個々の売り場に行けば、大きく横文字でブランド名を表示しているのだろうが、百貨店では店内案内を読みやすくするために片仮名表示にしたのだろう。一部だが、ローマ字表記や洋数字の表記も若干はある。でも漢字のものはゼロ。平仮名もなし。

 2階の化粧品売り場も同様。唯一、「資生堂」があるのにホッとする。「カネボウ」、「ポーラ」など他の日本企業は片仮名表示である。3階の婦人雑貨売り場だと、「田崎真珠」のほか、漢字表示の出店が2つある。

 ついでに、8階の紳士服も片仮名だらけ。7階の紳士服・紳士用品雑貨の売り場も同じだ。

 漢字が多いのは、1階と地下1階の食品売り場。さすがに和菓子の店は漢字ないし平仮名である。

 こうして見てくると、どうして、こんなに横文字表示の店や商品ブランドが多いのかが疑問になってくる。そういえば、会社の名前も片仮名表記が増える一方である。名は体を表すというが、社名を見て、事業内容を想像するのは難しい企業ばかりになってきた。特に新興企業は片仮名のところが多い。

 明治の頃からの欧米文化崇拝がいっそう進んだのか。日本の文化に誇りが持てなくなったのか。グローバリゼーションで、ビジネスは英語でなければという事情もあるかもしれない、などなど月並みなことしか思い浮かばない。だが、横文字の氾濫は、日本の文化を衰退ないし消滅させることにつながりかねない。グローバリゼーションは、上っ面で欧米文化の物真似を促進する反面、その国・地域の独自の文化の意義や大切さを再認識させる作用もある。しかし、日本の企業にはいまだに欧米追従の意識しかなさそうだ。それも国民がいまだに欧米の白人に劣等感を抱いていることの反映か。

 いや、そんなことではない。ファッションセンスのようなものが日本は遅れているということかもしれない。着物文化の国が洋服を取り込んだのだから、しょせん、借り物であり、本家本元にはかなわないということか。 

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コメント

@niftyトップページ「旬の話題ブログ」コーナーにて、
本ページの記事を紹介させて頂きました。
紹介記事については、「旬の話題ブログ」バックナンバーで
半年間、ご覧いただけます。
最近のカタカタの名前、確かに理解しにくいですよね。
というニフティもカタカナ名前の会社ですが、、
日本の心を失わないよう、がんばりたいと思いますっ!(笑)
今後も旬な話題の記事を楽しみにしておりますので、
引き続き@niftyをご愛顧の程、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。

        @nifty「旬の話題ブログ」スタッフ

投稿: 「旬の話題ブログ」スタッフ | 2007年11月22日 (木) 15時07分

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