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2008年5月19日 (月)

音に無神経?すぎる

 水木楊著『‥‥が、無くなる日』を読んでいたら、こんな文章に出会った。「加齢すると、ある種の音に弱くなるのではないか」。

 同書では、主人公がディスコでヒップ・ホップの音がどうにも耐えられなくなってきたのを描写したあとにそう書いている。そして、「電車に乗っている小学生の群れや、中学生の女子生徒の甲高い声が堪えられなくなり、車両を変えることがしばしばになってきている」とも書いている。

 私の場合、うるさくて堪えられないのは、駅前の商店通りなどで、携帯電話を売る店の前で、若い女性が拡声器を使っているときとか、ゲームセンターがドアを開けっ放しにして、店内の音を外に流しているときなどだ。街宣車がガンガン、音楽(?)を流したりしているときもそうである。野球場には足を向けないが、テレビでも、あのうるさい応援は聞きたくない。

 それと、スーパーなどで同じメロディーを一日中流しっ放しというのも神経がいらだつ。そして、もう1つ、聞いていて堪えられないのは、幼児が親から突き放され、必死にすがろうとして泣き続けるときだ。

 しかし、「ある種の音」に限られるのかどうかよくわからないが、うるさいと思うのが加齢のせいだとはいままで考えもしなかった。言われてみれば、そうした面もあるような気もする。だが、それを踏まえたうえで、なお、日本は音の暴力に甘い社会だと思う。ある外務省OBは、街宣車の騒音を許している日本はおかしい、外国ではありえないことだと言っていたが、賛成だ。

 近隣の店のことを考えても、拡声器でボリュームを上げるのは、はた迷惑もいいところだ。それに、朝から晩まで同じ音楽と宣伝文句を繰り返し聞かされるのは、拷問と同じである。お互い、近隣に配慮する商店街であれば、一体感もできて活性化もしやすいだろう。

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