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2008年6月11日 (水)

「福田ビジョン」に示された認識

 地球温暖化問題に取り組む福田内閣の方針を示す「福田ビジョン」が10日に発表になった。福田さんは意外によくわかっているなと思ったのは、ビジョンの最後のほうで語ったことである。

 「現在、福田内閣として、社会保障制度改革、税制抜本改革、消費者行政の一元化、公務員制度改革など大きな課題に正面から取り組んでおりますが、これらに共通していることは、これまでのやり方や発想を変えなければ、今の時代を乗り切るための本当に望ましい解決策には至らないということであります。」

 「この問題(地球温暖化問題)は、経済、社会、コミュニティ、ライフスタイルの全てを変えていかないと対応できない問題であります。」

 政権への支持率が低迷し、おまけに参議院で問責決議までされる状態にある福田首相だが、ビジョンの内容を読む限りでは、政治家としての姿勢は立派なものである。ここに紹介したような姿勢で、各論ごとに国民にもっとわかりやすく語りかけてほしい。

 ビジョンを読んだ感想をもう1つあげると、福田首相は、多様な意見に耳を傾け、その中で良いと思ったこと、納得したことはやるという人らしい。地球温暖化対策についての勉強会でバックキャスティングという言葉とその意味を知ったばかりなのに、さっそく、このビジョンにそれを取り込んだ。

 首相がやると決めたら、相当に重みがある(当然のことだ)。実行あるのみだ。だが、福田さんを支えるはずの閣僚たち、与党の自民党幹部たちが、これまでのやり方や発想を変えなければ、福田政権も自民党も国民にノーを突きつけられるだろう。

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