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2008年8月 5日 (火)

いっこうに変わらぬ天下りのひどさ

 2006年12月16日付けのブログで「「天下り」のひどさに唖然」と書いた。そこで取り上げた某公益法人の理事長が最近替わった。今度の人は見るからによぼよぼしていて、意欲、気力は全くなさそう。前任者は新たな天下り先に移ったという。どうやら某中央官庁は80歳近くまで老後の面倒をみているらしい。

 この法人は職員を次々に減らしてきて、いまはほとんど非正規雇用の人たちばかりになっている。今度の理事長交替をみて、同法人で働く非正規雇用のXさんは「ああいう人たちがうらやましいですね」と語っていた。若い人たちを不安定な雇用形態で雇い、自らは高給を食んで渡り歩くというこの不公正さ。こんなことが、お天道さまのもとでいつまでも続くのなら、この日本には明るい未来はないだろう。

 古巣の某中央官庁があっせんしてくれる限り、70歳を大幅に過ぎても、平然と天下りのうまい汁を吸い続けるのをおかしいと思わないのにはあきれる。OBの就職あっせんをしている某中央官庁の官房の連中についても、これだけ天下り批判が強いのに、それを無視する異常さには驚く。狂っているのは厚生省・社会保険庁だけではないのである。

 マンホールに潜って工事をしていた人たちが豪雨で急増した下水道の水流に流されて亡くなった。リスク対応の甘さが原因だと思うが、縁の下の力持ちのように、社会を支えている無名の人々が非業の死をとげるのはあまりに痛ましい。それと対比して、天下りにみられる官僚たちの組織的なエゴに腹が立ってならない。 

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