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2008年11月 4日 (火)

1日に301億円、国・地方の長期債務残高が増える

 財務省が10月31日、ホームページの「日本の財政を考える」を更新した。その中で、国および地方の長期債務残高が1日に301億円、1時間に13億円、1分間に2093万円、1秒間に35万円増加するというデータを載せた。

 07年度末(08年3月末)現在の国・地方の長期債務残高は767兆円だった。これが08年度当初予算によれば08年度末(09年3月末)に778兆円になる見通し。そこで、一定の速度で残高が増えると仮定した場合に、1日、1時間、1分、1秒のそれぞれごとに残高がいくら増加するかを示した。補正予算で建設国債などの発行で長期債務が膨らめば、増え方は急ピッチになる。

 同省は昨年8月初めにデジタルカウンター方式でいわゆる借金時計を公開した。しかし、アクセスが殺到し、すぐにサーバーがパンクしたため、その後はやめていた。今回の開示は、それに代わるものという。しかし、なかなかホームページの中を探しても見つからない。「日本の財政を考える」の中に「財政データ集」があるが、その2つ目の項目「国の借金状況は?」の最後にある「我が国の借金(国及び地方の長期債務残高)について」がそれだった。全く目立たない扱いである。

 いわゆる借金時計は、日本では財部誠一氏がホームページで「日本の借金時計」というデジタルカウンター方式のものを開示しているほか、ネットの「リアルタイム財政赤字カウンタ」がある。東京タワー4階の「感どうする経済舘」には「日本経済の足音時計」というのがある。また、高知県のホームページを見ると、「高知県借金時計」がある。

 米国やドイツにも借金時計がある。いずれも巨大な財政赤字の実態を一般市民に訴えるためのものである。米国の借金時計の一例をあげると、ネット上、「Babylon Today」というホームページの中にある「U.S. National Debt Clock」というデジタルカウンターがある。Babylonというのは、腐敗、堕落の都市という意味かと想像する。

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