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2009年5月 2日 (土)

植物に学ぶ

 藤棚から垂れ下がる藤の花を見に行った。足利市と春日部市の2カ所で、いずれも有名なところだ。開花の期間中、上のほうから順次、花が開いて、そして閉じていく。下まで開いて閉じたら、終わりだ。開いている花には蜂が来る。でっかい熊蜂(?)が小さな花をしっかと抱くような姿はユーモラスでもある。

 植物に関する知識にはきわめて疎いが、たまたま目にした『身近な雑草のゆかいな生き方』(稲垣栄洋著、草思社、2003年)をパラパラと繰っていたら、興味深い文章に出会った。 

 「雑草がすむ世界に何が起こるかわからない。どんなタイプが成功するかは未知数なのである。だから、できるだけ、バラエティに富んだ才能を持った、多様性豊かな異能集団にしておくことが大切だとミズアオイは考えているのだ。」(「ミズアオイ  雑草が死滅する日」より)

 「雑草の姿をよく見ていると、どれもがみんな太陽に向かって葉を広げ、天を仰いでいることに気づくだろう。人間は横を向いて生きているが、雑草はつねに上を向いて生きている。うつむいている雑草などないのだ。」(「エピローグ――向上心のない生命はない」より)

 「すべての生命あるものは、より強く生きたいというエネルギーを持っている。そしてすべての生命が強く生き抜こうと力の限りのエネルギーを振り絞っている。向上心のない生命はないのだ。」(同)

 話が現実世界へと飛躍するが、そうだとすると、新型インフルエンザウイルスも懸命に生命の炎を燃やしているのだな、と思う。人間も負けてはいられない。 

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