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2009年7月23日 (木)

「働かざる者食うべからず」

 衆議院の解散が決まった21日、舛添要一厚生労働大臣が記者会見で、自由民主党の原点は「働かざる者食うべからず」だと語っている。まず自助であり、次にお互いに助け合うという共助があり、それでも駄目な人には公助だということでやっているという。

 自民党はどんな政党か。今度の総選挙でそれが問われている。舛添大臣の発言はそうした基本的な立脚点について語っている。現実に自民党の議員たちがそれを自民党政治の原点とみなしていたかといえば、たぶんに疑問があるが、いま、同氏はそうした原点を語れる数少ない政治家だと知った。

 舛添大臣は「一生懸命納税している方に対してモラルハザードがあってはいけない」とし、失業者が「真面目に(職業訓練の研修)授業に出て再就職をしたら、それ(生活費)にかかったお金は(返済を)免除する。しかし、お金だけもらって真面目に授業も受けない、再就職もしないのでは、税金を払っている皆さん方に顔向けできない」、「そういうことをきちんと言う勢力がなければ、何でもかんでも有権者の人気取りということで八方美人でいい顔をする。しかし、財源はどこから持ってくるのか。ずっとやるなら、恒久的な財源が必要だから、消費税増税なり何なり言わないといけない」と述べている。

 また、「経済成長戦略に則ってGDPを増やし、その富をセーフティネットに使うという発想が自民党にないといけない」と語っている。

 さらに、「一番の問題は、こういう政策づくりについて、きちんと公開してやっていないといけない」と言っている。

 自民党のマニフェストがどんな内容になるか、党内の関係者しか知らないというのは明らかに異常である。舛添大臣の発言は与野党の両方に向けられたものだと思われる。

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コメント

初めてコメントします。日経でのインタビュー(29日)では、共助、公助のことがすっぽり抜け落ちていました。記事どおり読むととても酷いです。トラバさせてください。

投稿: ウーツー | 2009年7月30日 (木) 23時33分

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