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2009年9月24日 (木)

新大臣を無視した国交省、厚労省のホームページ

 霞が関の官僚たちが鳩山新政権をどう受け止めているのか。試みに、いくつかの省のホームページを見てみたら、これが実におもしろい。

 国土交通省のホームページで「大臣会見」をクリックすると、11日の金子大臣(自民党・公明党の連立政権)会見が最新。それ以後、大臣会見の情報はない。そして16日に金子大臣が辞職したという短い情報が載っている。前原新大臣がいついつ就任したという情報はない。フォトニュースで、就任した前原大臣の顔写真を載せているのが唯一、新大臣の就任を伝えるのみで、就任あいさつも記者会見も一切載っていない。18日付けで副大臣人事の発表を伝えているが、そこにも前原大臣の名前も発言も載っていない。無論、八ッ場ダムの八の字もホームページにはみられない。

 厚生労働省のホームページも長妻大臣の就任に対して冷淡な扱いをしている。18日に大臣交代の写真を載せているが、新大臣のあいさつは載せなかった。そして19日に長妻大臣のプロフィールを掲載したが、履歴書同様の内容で、新大臣が何を言ったか、何をしたかを全く取り上げていない。

 では、中央官庁は一切、新大臣を無視しているかというと、そうではない。農林水産省のホームページを例にとると、17日に赤松新大臣の就任会見をくわしく載せており、18日の会見も同様に載せている。そして、19日に、新大臣が築地市場を視察したという発表もしている。総務省のホームページも原口新大臣の16日の会見に続いて、17日、18日の会見も概要を載せている。

 霞が関が官僚主導を批判してきた新政権をどう受け止めているかは、とても興味深いテーマだが、ホームページにこれほど露骨に彼らの心情が表われるとは正直言って驚いた。

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