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2010年6月12日 (土)

野田新財務大臣の財政再建への見解

 菅直人内閣で財務大臣に昇格した野田佳彦氏は財務省での初会見で、財政再建について大略次のような認識を示した。

 ・国家財政の状況は、第二次世界大戦で敗れ、産業も国民生活もぼろぼろになった1946年(昭和21年)と類似した構造である。そういう中でのかじ取りは大変厳しいものがある。その意味からも財政運営戦略は10年先をにらんでいる。

 ・限られた財源なので、必要なものもやめることはありうる。それで、優先順位をきちっとつけていく。加えてしっかりとした成長を果たしていかなければならないから、生きたおカネの使い方、つまり資源配分をしっかりしていく。

 ・米国の第3代大統領、トーマス・ジェファーソンは、子供に借金を残すようなやり方は詐欺と同じだと喝破した。やはり、なるべく国債発行を抑制するというマインドを常に持っていくべきではないか。

 ・主要先進国はどこも財政再建の道筋を作っている。フローで対GDP比1%の赤字削減を毎年していくとか。ストックレベルでは主要先進国の中で最悪といわれている日本には、その道筋がないのですから、まずはその道筋を作る。最終的に、やはり10年後には安定的にストックベースで縮減に入っていくという流れを作り出すことが必要だと思う。

 参議院選挙で、民主党が国民に示すマニフェストには、そうした財政再建の道筋、それも説得力のある道筋を明確に示してほしい。

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