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2010年8月23日 (月)

奇妙な静かさ

 きょう23日は、昼間はあまりにも暑くて都心を歩くときは日陰を求めて歩いた。しかし、夜になると、涼しい風が吹いた。きょうは処暑、即ち、暑さがやわらぎ、朝夕、段々、冷気が加わってくる時というから、酷暑の終わりも近いと期待したい。

 円高は1ドル85円あたりでかんぬきが入ったようにも見える。日本の輸出企業の多くはいまのレートが長期化したら、収益がかなり悪化する。米、EU、中国といった主要経済圏は現状の為替レートを変えないほうが自国の輸出などに好都合なので、円高で日本経済が困っているなんてことには無関心だ。したがって、日本が、いまの円相場をもっと円安に戻すべきだという意思表示をしなければ、円高の是正は簡単には進まないかもしれない。

 菅首相はきょうから民主党の衆参1年生議員を呼んで、対話を始めた。9月の党代表選挙を控えた運動とされる。そして、同じ日、白川日銀総裁と電話で為替市場や経済情勢について話し合ったという。いまの円高が日本の産業、企業や国民生活に及ぼす影響を政策にどう反映するかは、現下の最重要政治課題である。そのためには、都内にいる両人が直接会って話さなければ、ベストの政治判断はできない。

 だが、菅首相は、電話で話し合うにとどめた。1年生議員との対話を優先したのである。菅首相は消費税に関する発言もいい加減だったが、為替動向について、その意味をろくに理解していないのではないか。1年生議員もまた、円高について菅首相に適切な判断と対応を求めるなんてこともしなかっただろう。

 民主党内の反菅グループ、つまり小沢支持派は、きょうの菅首相の対話集会に欠席するよう新人議員に働きかけたという。首相が声をかけても無視せよというのは、内輪もめもいいところだ。いま日本経済が厳しい状況にあるということなぞ、彼らの眼中になさそうである。私の周囲で、民主党を支持してきた人たちも皆、民主党の内部権力抗争にあきれかえっている。

 そして、一番、民主党に影響力のある労働組合のナショナルセンター、連合が民主党にひとこともモノ申さないことにも皆、あきれている。内向きニッポンもここまで来ているのだ。救いはないのか。

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