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2010年10月20日 (水)

たかが掃除機の純正紙パック、されど‥‥

 数日前、家電トップメーカーの電気掃除機(クリーナー)を大手家電販売店で買った。合わせて純正紙パックを購入した。クリーナーの機種に合った紙パックを買おうとして、店員にたずねたが、彼女にもよくわからない。「多分、これでいいでしょう」と言われて買ってきた。

 MC-K11Jという機種のクリーナー用だとして買った紙パックはLm型Vタイプ AMC-K5である。

 包装袋の表には、「機種に合った正しいタイプを下記の表を目安にお選びください」とある。それを見ると、「ご使用中の紙パックの色」とその右に「適応紙パック」とある。「ホワイト、ピンク、又はオレンジ」の適応紙パックは「M型ピンク(ホワイト)」である。「ブルー」だと「LM型(ブルー)」である。そして「小型紙パック(色はブルー、又はイエロー)」は「S型(ブルー)その他(ブルー) ※紙パック包装に記載されている適用機種にお使いいただけます」と書いてある。

 これを読んでも、買った機種に合う純正紙パックであるかどうか、さっぱりわからない。家に持ち帰ったクリーナーを箱から取り出し、添付された説明書を読んだら、M型Vタイプの純正紙パックをお使いくださいと書いてあった。品番はAMC-NC5など4つある。では、買ってしまったAMC-K5は使えないのか。「純正紙パックは掃除機の性能・品質等を保証するための機能部品です」、「純正以外は本体内にゴミがもれ発煙・発火の恐れがあります」と書いてある。家人は「斜線部を切り取れば使える」と言う。

 紙パックの包装の説明を見ると、「LM型Vタイプ紙パックの使い方」というのがある。「今お使いの掃除機の紙パックがL型(ブルー色)の場合、そのままお使い下さい」、「M型(ピンク・オレンジ)の場合、下図のように斜線部を切り取りお使い下さい」、「次回ご購入時にM型をお選びくださると、切り取る手間がありません」などと書いてある。もう読んでいて、何が何やらわからない。

 また、「L型紙パック適用掃除機品番」として「220、230、‥‥380、A30、‥‥S80、S85の各シリーズ」とある。42種もの品番である。

 結局、よくわからない。家人の言う通りかもしれないが、日本の家電メーカーに苦情を言いたくなった。新製品を次々に出すため、たかが紙パックですら、いろいろなタイプの純正品を出す。消耗品である紙パックをも買ってもらおうという狙いだろう。

 だが、技術進歩を反映した新製品を出すとき、メーカーは規格の統一を軽視しているように思う。結果として、それは消費者の利便性を損ねている。それに、コスト高となり、メーカーの競争力をも弱めている。消費生活でよく使う日用品において、製品ごとに規格が異なるというのは、メーカーの都合を優先し過ぎているし、顧客重視のグローバルビジネスの流れに反している。 

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