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2010年11月14日 (日)

加速する国の借金増

 財務省がこのほど発表した9月末の「国債及び借入金並びに政府保証債務残高」によると、国債および借入金の総額は908兆8617億円と過去最大の規模に達した。1年前に比べ25兆9362億円増えた。大ざっぱにいうと、毎月2兆円余り「国の借金」が膨らんでいる勘定である。

 民主党を中心とする政権はマニフェストで約束した政策を実現するための財源を一般会計・特別会計の抜本見直しで捻出すると言っていたが、完全な空手形だったわけだ。

 国の借金は小泉改革後に再び増加の勢いが増している。ちなみに、5年ちょっと前の2005年(平成17年)3月末には、「国の借金」は781兆5517億円だった。それが1年後の2006年3月末に827兆4805億円とたった1年間に約46兆円も増えた。いや増やしたというのが正確かもしれない。

 そして2007年3月末に834兆3786億円、2008年3月末849兆2396億円と増え続けた。いまの勢いだと、2、3年のうちに1000兆円を超えるだろう。財政破綻の臨界点がどこかは定かでないが、そこに近付いてきている。

 英国のように財政悪化を避けるために思い切った財政規模の縮小を図る国もある。それが正しいかどうかはわからないが、日本において、そうした道を主張する政党や学者・専門家がいてもいいはずだ。そうした声が全くないところにも、日本の危機を感じざるをえない。

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