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2010年12月 2日 (木)

石破茂「いまは民主党と自民党とでダメ比べ」

 自民党政調会長の石破茂氏が、言論NPOの工藤泰志代表との対談で、日本の政治の現状について鋭い見解を表明している。同NPOの「工藤ブログ」から、さわりを紹介する。

――「今はダメ比べになっている」。昨年の総選挙は民主党がすばらしいから勝ったというよりも、自民党があまりにダメなので、有権者は代わるものとして民主党を選んでみた。だが、どうも自民党よりもひどいらしいということになって、また自民党に戻る。あっちがだめだからこっち、こっちがだめだからあっちというネガティブ競争になってしまっている。

――「もっと国会議員は政党から自由であるべき」。無所属になると、政党助成金を受けられないし、労働組合や各種団体の支援を受けられなくなる、それはいやだなあと議員たちは皆思う。しかし、何のため国会議員になるのか彼らに問いかけるべきだと思う。国民のほうも、いい加減に政治家を選ぶと、自分の身に(災厄が)降りかかってくることを認識すべきだ。

――総理大臣や党総裁のような政治のトップは「揺るがぬ信念を持ってぶれないこと」。同時に、法律をある程度知っていること、官僚機構を統制できるぐらいの法的知識があること。さらに外交・安全保障などの知識も備えていること。そして、心ある官僚たちがよし一緒にやろうという思いを持つようになれば、この国は相当変わる。

――「まだ国債が暴落しないのは、日本に一縷の望みがあるから。日米安保条約がまだあるのはアメリカにとって日本はまだ利用価値があるから」。(日本国の再生には)まだ間に合うが、いましか(チャンスは)ない。政治家がいましかないという思いを本当に共有するなら、まだ間に合う。

 日々の新聞を読むと、いまの政府・与党議員たちの危機意識欠如を痛感する。工藤ブログは選挙民、市民の側が政治にもっと関心を持ち、政治を監視、批判し、注文をつけていくことが必要だと教えてくれる。

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