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2010年12月31日 (金)

未来を託せるリーダーを求めて

 岩手県岩手郡葛巻町は「北緯40度 ミルクとワインとクリーンエネルギーの町」として、知る人ぞ知る町である。個人的なことを言えば、娘夫婦が子供を連れて夏の終わりに葛巻町を訪れ、牛の乳しぼりを子供に体験させたりしてきた。いまの季節は雪深く、寒さも厳しい僻地である。

 その葛巻町のことを、日本税理士会連合会の会報「税理士界」2011年1月15日号のコラムが取り上げている。「昭和50年代の半ば、当時の町長が衰退する林業の他は何もないK町を突然「ミルクとワインの町にしよう」と言ったことから始まる。役場の若手職員をブドウ栽培の研修に出した。また、民間農場から指導者を派遣してもらい、職員たちに企業経営の考えと行動を叩きこんだ。そうしたいきさつにより、葛巻町は町の自然や資源を生かした町づくりに成功した。最初に研修を受けに行った若手職員がいまの町長になっている。

 コラムは「トップが夢を語り目標を明示し、脇にいる者が実現のプランを描き、更にその下で実際に行動する者がいる。この3拍子がそろい、絶対に成功するまで熱意ある努力を続ければ、組織は活性化し人材も育ち、何事もなし得るのであろう」と書いている。

 厳しい自然の中で、葛巻町の人口も徐々に減ってきた。鈴木重男町長は、町が持つ多面的な機能を最大限に生かし、それが交流・定住人口の増加につながるよう努力しているという。それは決して楽な道ではない。しかし、すぐれたリーダーが地域をよりよい方向に変えていくことは、国政とても不可能ではないはずだ。

 新しい年、2011年。私たちは自らも何らかの形で参画して、すぐれたリーダーを生み出し、明るい未来を切り拓くための一歩を踏み出したいものである。

 

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