« 9.11と3.11は「なぜ起きたのか?」 | トップページ | 復興等臨時増税の政府税調案 »

2011年9月14日 (水)

外貨への交換サービスがこんなに違うとは

 近くヨーロッパ旅行に出かけるので、円をユーロに替えようとA大手銀行の支店に行った。ATMのような機械で交換できると教わったが、まだ午後1時前にもかかわらず、“品切れ”だった。明日の朝になったら交換できます、といわれた。

 そこで、近くにあるB大手銀行の支店に行ってみた。ところが、「予約をいただければ後日、交換できますが、いますぐということですと、当店では取り扱っておりません」とのこと。都内にいくつか交換をする場所があり、そこへ行けば交換可能だという説明を受けた。その場合、交換で2円(1ユーロ当たり)割り引く、つまり手数料を安くするという話だった。

 A行にはATMのようなものがあり、すぐ交換できるのに、B行にはないのか、とたずねたら、「A行さんは○○銀行(外国為替銀行)を合併したので、進んでいるんです。その点、うちは弱いんです。C大手銀行さんはどうですか、あそこもそうじゃないですか」と支店の職員が言った。C行については知らないので、答えられなかったが、いまどき、大手銀行の支店で円をユーロに替えるサービスが簡単にできないなんてびっくりだった。

 いま、ドル、ユーロ、円の相場はかなり激しく動いている。財政危機に陥ったギリシャなどの建て直しをめぐってユーロは揺らいでいるし、米国も借金財政と経済不振に苦しんでいる。グローバルな投機マネーは日本円のほうがまだましだと円買いに向かっており、円高が続いている。

 このように、主要先進国では、外国為替の動向は波乱状態。したがって、大手銀行なら、いつでもドル、ユーロ、円の間の交換や外貨預金ができるようにしてあるのがサービスというものだろう。A行のように、ATMの操作だけですむのが当たり前の時代ではないか。

 ちなみに、あとで、A行の別の支店に行ったら、3階に行ってくれといわれ、外為関係部門の入っているフロアにATMのようなものがあった。日本円を入れ、名前と電話番号とを入力してユーロを入手した。こんなことは知っている人にとっては当たり前のことだろう。だが、十数年前、「外貨預金は危険だからやめなさい」と言って、外貨預金を受け付けようともしなかったA行が外為サービスにおいて他行よりも進んだことには、個人的な感慨を覚えた。

|

« 9.11と3.11は「なぜ起きたのか?」 | トップページ | 復興等臨時増税の政府税調案 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/184848/52731872

この記事へのトラックバック一覧です: 外貨への交換サービスがこんなに違うとは:

« 9.11と3.11は「なぜ起きたのか?」 | トップページ | 復興等臨時増税の政府税調案 »