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2012年4月15日 (日)

辻堂駅前に巨大なショッピングモール

 JR辻堂駅(神奈川県藤沢市)にしばらくぶりに下りたら、北口に「テラスモール湘南」というどでかいショッピングモールができていた。昨年11月11日11時オープンということで、開業してからまだ半年である。辻堂駅というと、昔から、駅前の葬儀屋さんと、関東特殊製鋼の広大な工場・敷地とが記憶に残っていたから、今回、駅前が様変わりしていたのには驚いた。

 鋳鋼ロールなど特殊鋼製品の工場の跡地を更地にしたら、地元の人が「こんなに広かったのか」とびっくりしたほど。25haとかいうが、その再開発の一部として、このショッピングモールができた。少し先には、徳洲会の病院が建設中だった。ぐるりと回ってみて、重化学工業の工場がいかに大きな敷地の中につくられているものであるか、そして重化学工業の土地の生産性が低いことを認識した。

 テラスモール湘南は延べ床面積16.8万㎡もあり、敷地は東京ドームの3.6個分に及ぶそうだ。店舗は281店舗に達し、映画館、スーパー、ファッション、ホビー雑貨、食料品、飲食店など何でもありだ。入って一番感心したのは、通路の幅が広いこと。広々とした空間がある。デパートでも、スーパーでも、普通、通路が狭い。それに比べて解放感がある。

 これだけ各種の店が集まっていると、このモールの中だけで買い物、食事、レジャーなどを楽しむこともできる。湘南地域の商業者の中には、これによって打撃をこうむるところが相当あるのではないか。

 このモールの出現で、モールに通ずる道路が大変に混むようになった。土日などはあちこちで渋滞がちとなる。このような外部不経済はちょっとやそっとでは解消しない。バス通勤などの人たちは大変に困っているのではないか。テラスモール湘南の建設にあたって、民間都市再生事業計画認定制度に基づき、無償貸し付けや減税(都市再生促進税制)といった優遇措置が講じられているが、これは交通渋滞による社会的な損失を考慮していない点で、部分最適にとどまる。

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