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2014年3月 7日 (金)

わかったようでわからないビットコイン

 日本記者クラブで7日(金)、国立情報学研究所の岡田仁志氏が「揺れる通貨 ビットコインの先にあるもの」という題で話をした。日本でマウントゴックス社が倒産したのを契機に、ビットコインなるものがにわかにクローズアップされた。岡田氏は、ビットコインとは何か、その経済的、社会的な意味は何かなどについて説明した。だが、ビットコインは抽象的な存在なので、説明を聞いても、出席者の多くはチンプンカンプン(?)。岡田氏の説明を聞いても、よくわからないため、質問者の何人もが、いささかいらだっているように見受けられた。

 私も、岡田氏の声が聴きづらいせいもあり、よくわからなかった一人。でも、わずかだが理解できた内容から、ビットコインの実像がいささかなりともわかったような気がする。

 仮想通貨であるビットコインは、特定のネット銀行を窓口に交換所(マウント・ゴックスもその一社)に現金を支払って入手する。銀行などの金融機関を介在しない資金移動手段になるので、海外送金などで金融機関を利用して高い利用料を払うというようなことはしないですむ。

 ビットコインは最初、米国の薬物密売業者が麻薬などを売った時の決済手段として使われたという。そして、次に財政破綻に陥り、中央銀行に対する信頼感が怪しくなったキプロス島でビットコインが使われた。さらに中国にも導入されたが、いまは抑制されているという。直近では、ドルなどの通貨とビットコインとの交換レートが相当変動するので、サヤをかせぐ投機的な売買がさかんである。

 このビットコインはサトシ・ナカモト(何者か不明だという)の論文によって生まれたという。ネットワークの核となるサーバーを置いておらず、すべての情報が開示され、取引の履歴も残るので、ビットコインの持ち主全員がすべての取引の内容をチェックできる仕組みになっている。

 不正が働く余地がないのかというと、岡田氏は、それはあると言う。ミキシングなどが挙げられた。私のレベルではチンプンカンプン。

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