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2014年4月 1日 (火)

消費税3%上げに踊った?人々

 3月31日までの日本は、消費税3%引き上げ前ということで庶民が買い物に駆け回った。あれだけ消費税が上がる前に買っておこう、払っておこうという、熱におかされたような支出ブームのあとだから、4月1日に、どこの店も閑散としたのは当然だ。

 たまたま31日の夕方、近所のスーパーに行ったら、魚や肉の売り場はほとんど売り切れていた。消費税の引き上げを反映するレジに切り替えるため、4月1日は休業することにしていた事情も反映しているだろうが、とにかく3月末の数日間、街に出ている人の数は非常に多かったし、多くの店がお客で混みあった。言うなれば”消費税回避買い物週間”だった。

 どこの商売もそうだが、消費税アップの前に買う、支払うのが得だと消費者に宣伝しまくったし、テレビ、新聞なども、そうした話を取り上げ、あれこれ取材し、報道した。高価な腕時計が売れる等々の報道は、ほかの消費者の購買意欲を刺激しただろうと思う。もちろん、賢い消費者は3%の消費税上乗せを回避するため、かねて欲しいと思っていた商品・サービスを購入したと想像する。

 しかし、3%の消費税引き上げは、何でもかんでも消費者が買い急ぐ必要のあるアップ率だろうか。化粧品は国内外のメーカー間の激しい競争で、じりじり、小売り価格が値下がりしている。このように、供給者間の競争が激烈で、先になれば値下がりが期待しうるものも少なくない。また、すぐ買わず、おカネを貯めておき、技術進歩で性能が向上したものが出てきてから最新のものを買うとか、古いモデルが値下がりしたのを買うとかしたほうが賢いかもしれない。いまあわてて買うだけが能じゃないということを消費者に理解してもらうことも大事だ。

 メディアは、そうしたものの見方を提供する役割も担っているのではないか。消費者と一緒になって騒ぐだけが能ではない。

 

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