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2014年4月 5日 (土)

京都の桜は満開で、ボリューム感があった

 よく晴れた今月1日、東京・皇居周辺の桜を観賞した。大手門から入り、北の丸に抜け、千鳥ヶ淵に沿って満開の桜を楽しんだ。

 千鳥ヶ淵を挟んで両側に咲き誇る桜花は何度見てもあきない。桜見物で訪れる人々の表情は、お寺参りと同様、善男善女のそれだ。誰もが幸福感に包まれ、心豊かになっているのではないか。平和国家、日本を象徴する光景でもある。

 翌2日、孫たちを連れて京都に行った。その日と次の日(3日)は京都の名所をあちこち訪れたが、当地もまた桜が満開。訪れた清水寺、円山公園、哲学の道、竜安寺、嵐山など、いたるところでソメイヨシノなどの桜の満開を見ることができた。

 銀閣寺に近い哲学の道では、桜の花を見たとき、豊満に膨らんだ大きな球がいくつも集まったようなボリューム感に圧倒された。これに比べれば、千鳥ヶ淵の桜はさわやかな美しさである。また、竜安寺では、枝垂れ桜や、池の周りや島の桜が美しい景観を構成している。嵐山の中腹まで桜が咲くなどもあり、多様な桜の楽しみ方を知った。

 京都の旅で強く感じたのは、外国人の旅行客が多いことである。圧倒的に多いのが中国語をしゃべる旅行者だ。団体もあれば、少人数で旅行しているグループもある。清水寺あたりでは、貸衣装の着物を着た若い女性旅行者が目に付いたが、彼女らが話すのはいずれも中国語だった。

 2年半前にフランスに旅行した。そのとき、パリにあるルーブル美術館やノートルダム寺院前広場などで、中国人と思われる旅行客が多いのに驚いたことを思い出す。中国の豊かな層が外国旅行に大勢出かける時代が到来したのを実感した。いささかマナーに欠けるきらいはあるが、それも世界を知ることで変わるだろう。

 京都は、国宝など世界に誇れる文化遺産が豊富であり、地元経済振興のため、内外の観光客を歓迎している。日本の人口が今後急速に減っていくことを踏まえると、京都のみならず、日本として外国人旅行者の増加が必要不可欠である。京都はその先導役を果たしているのかもしれない。

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