« 京都の文化の一端である「京菓子」の世界に触れる | トップページ | スマホが若者に及ぼす悪影響を懸念する »

2014年4月26日 (土)

日本で就職した中国人の意識は?

 日本に来ている外国人留学生は2012年5月時点で13万8千人弱。そのうち、中国からが8万6千人余と圧倒的に多い。次に多いのは韓国からで1万6千人余である。

 また、外国人留学生の卒業後の進路状況をみると、日本国内での進学、就職その他が3分の2(2011年度)で、日本国内での就職に限ると卒業者の22%強である。中国からの留学生も、卒業後、日本で就職する者が相当の数にのぼるとみられる。

 こうした、日本で就職し、中国に帰らない中国人ビジネスパースンはどんな意識の持ち主か。最近、20人ほどの若手の中国人がある座談会で語ったとされる内容はなかなか興味深い。第一に、日本社会は治安や環境がよく、食の安全もすぐれている。第二に、日本人は仕事にまじめに取り組んでおり、お客への配慮が行き届いている。第三に、職場では、先輩が熱心に後輩を教え、育てる。日本社会のほうが中国に比べて優れている点を彼らはよくわかっているように思う。

 また、この座談会では、日本企業での知識取得や経験あるいは資格取得などによって、将来は中国で起業したいとか、日中をまたにかけた仕事をしたい、などと語っている。

 座談会を傍聴した一人は「日本語が流暢で、日本人との交渉などもスムーズな若手中国人ビジネスパースンがいかに多いことか」と驚きを隠せないでいた。

 日本企業はグローバル人材をのどから手が出るほどに求めている。その大前提は外国人とのコミュニケーション能力だ。手っ取り早いのは、若いうちに外国に留学することだが、日本の若者が海外留学に消極的だとすれば、日本にいる中国などからの留学生が将来、日本企業のグローバル化を担う中核的存在になる可能性もありうるのではないか。話を聞いて、そんな感想を抱いた。

|

« 京都の文化の一端である「京菓子」の世界に触れる | トップページ | スマホが若者に及ぼす悪影響を懸念する »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/184848/59534293

この記事へのトラックバック一覧です: 日本で就職した中国人の意識は?:

« 京都の文化の一端である「京菓子」の世界に触れる | トップページ | スマホが若者に及ぼす悪影響を懸念する »