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2014年9月16日 (火)

広島・長崎原爆の『死と生の証言』の重さ

 『あの日…「ヒロシマ・ナガサキ 死の証言」より』(新日本出版社、1995年3月刊)を読んだ。先頃、立花隆氏の講演「自分史のすすめ」を聞いた際、同氏がぜひ読んで、と勧めていた本の1冊である。
 1985年に行なわれた原爆被害者調査において、生き残った被爆者に、被災当時のことで忘れられないこと、恐ろしく思っていること、心残りなことなどについて自由に記してもらった中から選んだ内容が本書である。
 いまごろ、何を言っているのか、と叱責されるかもしれないが、原爆で亡くなった大勢の人たち、生き残った人たち、それぞれのたどった地獄のような現実をこの本で知ることができた。多くの人々が、核兵器の残忍さを知るために本書を手にとってほしいと強く願う。無論、学校教育でも、必修の教材であろう。
 戦争を振り返る8月が終わり、私たちは普段の日常に戻って暮らしているが、世界を見渡すと、いまも世界のあちこちで戦争が起きているし、核兵器は拡散している。本書を読むと、そうした人類の進む道がいかに恐ろしいものか痛感するだろう。本書を外国語に翻訳して世界中の人たちにも読んでもらいたいと切望する。平和への歩みを大きく踏み出していかねばならないと思う。

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