« 安倍首相のブレーン、本田悦朗氏の話を聞いて | トップページ | 日本企業が弱くなったわけを学ぶ »

2014年12月13日 (土)

言論NPOの”安倍政権の通信簿”を見て

 特定非営利活動法人言論NPOが「安倍政権2年の通信簿」を作成し、発表した。総合評価(11分野)は2.5点(5点満点)で、1年前の通信簿の2.7点より低かった。分野別にみると、農林水産が上がり、外交・安保、政治・行政改革のそれぞれも若干上がったが、エネルギー、経済再生(アベノミクス)、地方再生、財政、復興・防災、教育、社会保障などはかなり評価が下がっている。
 評価点が2.0にとどまっているのは、財政、社会保障、エネルギー、地方再生、憲法改正と5項目もある。いずれもこの国のこれからを左右する、きわめて重要な分野ばかりである。それらで、国民に理解され、納得される政治・政策を安倍政権が推進してはこなかったというのは、国の将来に不安を抱かせる。
 言論NPOの工藤泰志代表は通信簿の発表文書において、「私たちはマニフェスト至上主義ではありません」と言い、「日本の政治が、日本が直面する課題解決に取り組む十分な力を持っているのか、それを国民に誠実に説明しているのか」、そして、この通信簿が「有権者と政治の間に緊張感ある関係をつくるためのきっかけになってほしい」と述べている。
 私なりの受け止め方をすれば、通信簿の成績が低下したということは、いまの政権が国民とともにあるべき民主政治から遠くなっていることを意味する。日本は前途多難である。
 

|

« 安倍首相のブレーン、本田悦朗氏の話を聞いて | トップページ | 日本企業が弱くなったわけを学ぶ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 言論NPOの”安倍政権の通信簿”を見て:

« 安倍首相のブレーン、本田悦朗氏の話を聞いて | トップページ | 日本企業が弱くなったわけを学ぶ »