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2015年6月 1日 (月)

わが国で初めて、旭川刑務所の”個室化”

 札幌矯正管区で進められている旭川刑務所の建て替えが2016年3月に終わる。受刑者は現在、雑居房か独居房に収容されているが、新しい建物では、すべて独居房になる。現在の2倍近い約500人の収容が可能になるという。高齢者への配慮により、囚人収容がすべて”個室化”という刑務所は我が国で初めてという。

 1日付けの読売ニュースによるもので、同刑務所はすべての独居房を洋間にし、テレビと暖房が完備していて、部屋面積が7平方m程度。受刑者の高齢化に対応して、布団の上げ下げを伴う和室から、必要のない洋間に変更したともいう。昔ながらの牢名主がいる雑居房での受刑者間のトラブルなどをなくせるともいう。

 このニュースを読んで、先頃、川崎市で起きた簡易宿泊所の火事を思った。2棟が全焼し、多数の死者が出た。宿泊者のほとんどが自活能力がなく、親類縁者もいない。生活保護を受けており、狭い板囲いの部屋で過ごしていた。テレビは有料だった。

 かたや懲役10年以上の受刑者たちが閉じ込められる刑務所であり、もう一方は、外に出る自由があるとはいうものの、寝るところ、食事などは刑務所に劣るかもしれない。

 京浜東北線の駅の傍にあるパチンコなどのゲームセンター。きょうも夕方の店内は中年、高年齢、若者が入り混じってゲーム台に向かって並んでいる。別の日には、高齢の男、女がゲーム台に並んでいる。朝方の開店間近では、何人も若い男たちが並んでいた。

 上記の現象は、それぞれ、別々の場所での話だ。しかし、それらは、日本がバランスのとれた落ち着いた社会とはおよそ違って、どこか、不安定になっている、そうした状況のいくつかである。最近の新聞は、簡単に人を殺す事件の報道が相次ぐ。政治も、テレビ画面で見ると、せっかちに戦争準備に国民を駆り立てる政治家が一方的にまくしたてている。そして、海外では、中国やISISなどの侵略的な独断が周辺を不安に陥れている。国内外がおかしくなっている。

 いま、私たち日本人は、冷静に物事を判断し、大局を踏まえて行動すべき大事なときにいる。強く、そう思う。

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