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2015年10月 8日 (木)

2013年度の国民医療費は40兆円超に

 厚生労働省が7日に平成25年度(2013年度)国民医療費の概況を発表した。とにかく、金額のケタがあまりにも大きいので、庶民にはピンとこないが、総額は40兆610億円と、日本経済のGDP(国内総生産)の8.29%に相当する。人口1人あたりでは31万4700円である。

 発表された参考資料の1、「国民医療費の構造」と題する1ページの図を眺めていると結構おもしろい。「財源別国民医療費」の図によると、保険料が48.7%(被保険者28.5%、事業主20.3%)、患者負担が11.8%で、公費に38.8%(国25.9%、地方12.9%)も頼っている。

 「年齢階級別国民医療費」によると、65歳以上の国民医療費が全体の57.7%を占めている。70歳以上に限ると、47.2%を占める。75歳以上だけで実に全体の35.2%を費やしている。

 また、医科、歯科、薬局調剤など「診療種類別国民医療費」をみると、医科診療が28兆7447億円で71.8%を占めている。そして歯科診療は2兆7368億円(医療費全体の6.8%)、薬局調剤は7兆1118億円(同17.8%)である。薬局調剤は前年比6.0%増と著しく伸びた。

 9月6日付けのブログでは、平成26年度(2014年度)の国民医療費の速報値を取り上げた。医療費の増加傾向、その背景にある少子高齢化や長寿化、生活保護を受ける人の増大などは平成25、26年度とも変わらない。しかし、医療の分野にはムダ、浪費も多い。そこに政府が本気でメスを入れなければ、国民医療費増加のトレンドを抑制することは難しい。

 

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