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2016年4月 3日 (日)

国の連結財務データ(2014年度)も悪化

 財務省が国の財政データの1つとして、「連結財務書類」の2014年度分をこのほど発表した。国の一般会計、特別会計および独立行政法人等の三者を対象に、民間企業で言うところの連結貸借対照表および連結損益計算書にあたるものを作成した。

 2014年度末の連結貸借対照表を見ると、資産合計が932.1兆円。これに対し、負債合計は1371.5兆円。資産総額よりも、負債総額のほうが439.4兆円多かったというわけだ。また、負債の大口は公債の716.0兆円で、前年度より54.2兆円増えた。

 一方で、資産の部では、有価証券が39.2兆円、現金・預金が23.7兆円それぞれ増えている。このため、資産総額マイナス負債総額の赤字は2014年度は11.6兆円だけ縮小している。

 なお、連結損益計算書にあたるものとして連結業務費用計算書も発表された。それによると、2014年度の費用合計は162.3兆円で、民間の売り上げに相当する財源合計は154.0兆円(GPIFの資産運用益15.3兆円を含む)だった。超過費用は8.3兆円である。

 連結で見ても、国の財政状況は悪化するばかりである。 

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