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2016年11月28日 (月)

フクシマの賠償、廃炉等の費用20兆円超!

 11月27日の日本経済新聞朝刊はトップ記事で、東京電力福島第一原子力発電所の事故による賠償、除染、廃炉などの費用が20兆円を超えると経済産業省が推計していると報じた。従来、政府は11兆円と想定していたから、倍近い増加である。

 この後始末費用がいくらかかるかについては、今月6日のテレビ「NHKスペシャル」が従来の推計を大きく上回る13.3兆円に達すると伝えたばかり(本ブログの11月7日付け「フクシマ:賠償・除染・廃炉の重い負担」を参照)だ。それだけに、政府の想定の2倍近い金額には驚かざるをえない。

 日経によると、新たな推計は、賠償が8兆円、除染が4兆~5兆円、中間貯蔵施設1.1兆円、廃炉は従来の2兆円が「数兆円単位で上振れ」としている。

 廃炉については、いまなお技術的に試行錯誤の段階にあるうえ、作業が30~40年かかるため、その費用がいくらになるか定かでない。したがって、新たな推計の20兆円超も、単なる目安にすぎず、もっとカネがかかることも十分ありうる。

 そして、厄介なのは、その費用を東電だけでは背負いきれないことだ。誰がどう負担するか。その問題は、今後、日本社会の抱える深刻な課題である。

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