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2017年1月 3日 (火)

主要紙の正月の紙面雑感

 全国紙6紙(朝日、読売、毎日、日本経済、産経、東京)の1月1日付けおよび3日付けにざっと目を通した。1面には各社とも力を入れるが、パンチのきいた記事はあまりなかった。

 ニュース記事では、1日付けの「中国、海底に命名攻勢」(読売)、3日付けの「中国、腐敗摘発へ新機関」(朝日)、3日付け東京の「空き家 首都圏浸食」などが目を引いた程度。

 他方、連載読み物は、日本経済新聞の「断絶を超えて」①「当たり前」もうない」、②「「協争」の時代が来た」、朝日の「我々はどこから来てどこへ向かうのか」の①「試される民主主義」、②「日本人って何だろう」、そして東京の「包容社会 分断を超えて」の「㊤対話は力、強気をくじく」、「㊥半径数㍍の実感大切に」など、行き詰まった現代社会の突破口を模索する記事が目立った。

 毎日新聞の1日付け「希望を持って前へ」という「主筆 小松浩」の記事、それに、東京の3日付け「論説特集」は、主張するという新聞の機能を強調したものと言えよう。後者は、「論説主幹・深田実」の「社説を読んでください」という文章と、社会・地域担当、国際・米ロ担当、経済担当、政治・外交担当といった12人の論説委員それぞれの顔写真付き意見を載せている。見開きの2ページを充てたこの特集の大見出しは「人には優しく 権力に厳しく」と明快である。

 各紙とも、安倍政権の主要課題を真っ向から取り上げて、その成否を論ずるというような特集を組んでいないのは、いささか気になった。普段、取り上げているから必要ないということかもしれないが、いささか遠慮の度が過ぎるのでは。 

 些末なことを言うと、正月の新聞はページ数が少なくなっている。第二部、第三部、第四部、第五部……といった別刷り特集は少なくなった。広告が集まらないからだろう。かつては、美術、新技術・新産業とかの別刷り特集があり、パズル、漫画など趣味娯楽のページもあったが。

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