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2017年4月11日 (火)

100年後の日本の人口は? 江戸末期に近いかも

 国立社会保障・人口問題研究所が「日本の将来推計人口」(平成29年推計)を10日に発表した。少子化、高齢化などで、我が国の人口は減少傾向をたどっている。では、50年先、100年先はどうか。

 推計によると、2015年に1億2709万人だった我が国の総人口は、長期の合計特殊出生率が1.44(中位仮定)として、50年先の2065年には8807万人になる。老年人口の割合は38.4%という。そして、長期参考推計によると、100年先の2115年には総人口がいまの半分以下の5055万人になるとしている。

 推計の前提を死亡率高位、出生率低位としたケースでは、100年先の総人口は3786万人と、江戸時代末期に近い。

 また、生産年齢人口に対する老年人口の割合を示す老年従属人口指数は、2015年が43.8(働き手2.3人で高齢者1人を扶養)だった。これが2065年には74.6(働き手1.3人で高齢者1人を扶養)することになるという。これを具体的にイメージすると、とんでもない事態だとわかる。いまでも高齢化が国家財政を圧迫し、これがさらに深刻化しつつあるのは御承知の通りだ。

 政府が2016年6月に閣議決定したニッポン一億総活躍プランでは、希望出生率1.8%の実現を政策目標に掲げた。それに本気で取り組んでいかないと、日本の社会は間違いなく活力を失う。

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