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2017年6月19日 (月)

安倍首相の「深く反省している」は国民をばかにしているのでは?

 安倍首相は19日の記者会見で「深く反省している」などと語った。だが、世論調査で支持率が10%ポイント前後下がったため、反省を口にしただけで、国民の不満や怒りにまともにこたえようとしたとは思えなかった。

 国会は国民の代表が集まって、政治のありようを議論し、決めてゆく最高の機関である。したがって、政府・与党は、野党から突き付けられた質問に真摯に答えなければならない。さまざまな行政の決定過程に疑問が突き付けられたとき、閣僚や行政官は、機密などはさておき、野党議員の質問に対し、きちんと真正面から答えなければならない。関係書類を破棄してしまったなどといったごまかしは許されない。

 また、野党の質問に真正面から答えるべき閣僚が、まともに答弁せず、質問に関わりのない発言をしたりしている。安倍首相以下のそうした不誠実な答弁が際立って多かった。官房長官会見も、記者たちの質問に、木で鼻をくくった答えかたが目立った。

 毎日のテレビ報道を見ているだけでも、安倍内閣の傲慢さが感じられた。一般国民の中でも、まともな論争を避けて数で押し切ろうとする安倍内閣に対して、同様な感じを抱いた人がたくさんいたのだろう。

 19日の会見で、安倍首相は反省を口にした。だが、内容は、テロ等準備罪などについて、国会での審議をもっと深めるべきだった、というような視点はなかった。都知事選への影響を抑えようとした口だけの反省に思えた。内閣改造にしても、与党内での論功行賞など、安倍首相への忠誠を確かなものにしたいというものにすぎない。どこまで行っても、安倍”独裁”の政治姿勢に思える。

 

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