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2019年7月 8日 (月)

南三陸戸倉の牡蠣養殖再生の意義をEnviro-News(2701)に教わる

 環境問題を軸とする枝廣淳子さんの幅広い活躍には敬服するばかりだが、久しぶりに読んだ2019年7月7日のEnviro-News (No.2701)はとても学ぶところが多かった。

 東北大震災で三陸などの被災地は大打撃を受け、経済復興も容易ではない。そうした中で、宮城県北部の南三陸町は牡蠣などの養殖事業が壊滅的な打撃を受け、そこから同町戸倉地区の漁民は養殖事業再生に取り組んできた。養殖いかだの設置台数などを牡蠣の生育に適した数にしぼるなど、被災以前の諸事情を変えたりした。その結果、生育期間が短くても大粒の良質な牡蠣が採取できるようになるなど、水産事業は震災以前よりもはるかに収益などが改善されてきているという。

 環境問題が深刻化する一方なのに、先進国だろうと途上国だろうと、豊かさを至上のものとし、成長とか、拡大といった従来の発想から抜けられない。そうした中で、「減らしたからこそ豊かになった」という格好の事例と言えよう。

 参議院議員選挙が近いが、地球温暖化などの人類の命運を左右するような課題は選挙の争点になっていない。Enviro-Newsに期待するところ大である。

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